医療脱毛って他の脱毛とどう違うの?
難しそうでよく分からないな…
〇〇脱毛ってたくさんあって、違いが分かりづらいですよね。
そこで今回は知識0の方でも分かるように、
医療脱毛について
【最低限知っておきたい基礎知識】
をまとめました。
- 医療脱毛の基本
- 一般的にかかる費用・回数
- 副作用・リスク
残念なことに、脱毛は契約や施術でトラブルが多い業界💦
だまされないため&大切な体を守るために
しっかりと知識は身につけておきましょう!
医療脱毛の基礎知識
まず、医療脱毛とはどんなものか知っておきましょう。
①医師が行う【医療行為】
医療脱毛は名前でも分かるとおり【医療行為】にあたります。
「レーザーを当てて、発毛組織を破壊する」ことで脱毛効果を得る行為が
【専門的な知識や資格を持った医師が行うべき】ということで厚生労働省が定義しています。
なので医療脱毛を行っているクリニックでは、
医師が必ず常駐しており、施術も医師もしくは看護師が行います。
資格を持った医師のもとで行われる脱毛が【医療脱毛】です。
つまり、医療脱毛以外の脱毛は
特段資格が必要がない=誰でも施術ができてしまうんです。
なので特に初心者の方はお医者さんに診てもらえて、
安全性の高い【医療脱毛】が安心だと思います。
②自由診療のため保険は適用対象外
1つ前の項目でお伝えしたとおり医療脱毛は医療行為です。
「それなら保険も使える?」と思うかもしれませんが、
あくまでも目的は美容のためなので、医療脱毛は保険の適用がされない自由診療となり、
費用はすべて自己負担となります。
また自由診療のため料金はクリニックで自由に設定ができ、
同じ施術でもクリニック間で差が出ます。
③熱破壊式・蓄熱式の2種類ある
医療脱毛は「レーザーを使って発毛組織を破壊していく」ものですが、
使用するレーザーによって2つの方式に分かれます。
特長は以下の表のとおり。
自分に合う方式を扱っているクリニックを選ぶと良いでしょう。
料金はどのくらい?
①全身脱毛だと20万前後が相場
近年、脱毛が一般化してきたことに伴い、
料金も以前に比べるとだいぶ下がってきました。
もちろんクリニック間の差はありますが、
標準的なプランである全身脱毛5回セット(VIOをのぞく)であれば、
10万円台半ば~20万円が平均的な費用です。
なので、そのゾーンを1つの目安として気になるクリニックの料金をチェックすると良いでしょう。
②比較するときは【総額】で
料金を安く見せるためなのか、
通い放題でもないのに「月額いくら」という書き方をするクリニックが増えています。
ただ、料金を比較するときは【総額】を見るように注意してください!
月額だと何千円って一見安く見えますが、
「総額を計算すると高い」のはあるあるです。
たとえば、全身脱毛5回のプランを比較する場合。
Aクリニック:プラン料金 15万円
Bクリニック:月額料金 5,000円×40回払い
これを見たときに、
Aは15万?高いな…
Bは月5,000円か。
それくらいなら出せるかも。
と思っちゃうのですが、
実はBは総額だと20万円で、Aの方が安いんですよね。
さらに、分割払いだと手数料が追加されることもあるのでそこも要注意です。
料金を見るときはしっかりと総額を計算し、手数料などが追加で発生しないかも注意しましょう。
③オプション料金に要注意
クリニックによってはプラン料金以外にも費用がかかることがあります。
・どこまでがプランに含まれるのか
・何が別料金になるのか
を事前によく確認しましょう。
きちんと理解しておかないと
「オプション料金で想定以上の出費になった…」
なんてことになりかねません💦
代表的なオプションは次のようなものがあります。
- シェービング代
- 麻酔代(痛み軽減用)
- 予約変更、キャンセル代
- 診療代
- 肌トラブルの治療費
- お薬代
それぞれは何千円でも、積み重なると結構な額になってしまいます💦
(たとえば毎回シェービング代と麻酔代で5,000円かかった場合、全5回で2万5000円が追加でかかることに…)
予想外の出費に慌てないために、
カウンセリングの時に「別途かかる費用は何か?」を必ず確認しましょう!
必要な回数は?
脱毛で気になることの1つが
「どのくらい通えば良い?」
ということではないでしょうか。
プランも「〇回セット」とあるものの、どれを選べば良いか分かりませんよね。。。
ただ一般的な目安というのはあるので、
それを基準にしてみると良いと思います。
①全身脱毛は5回が目安
全身脱毛は5回が目安です。
多くのクリニックで「全身脱毛5回」プランが用意されているのですが、
一通り毛に照射が行きわたり、効果が実感できる回数が5回ということですね。
なので、まずは5回やってみる⇒効果を見て気になるところがあれば追加する、というのが基本となります。
②VIOは10回が目安
VIOは10回を目安にすると良いと思います。
毛が太く、密度もあるため他の部位と比べると必要な回数が多くなります。
・どの程度まで脱毛するか(完全になくすのか?ある程度、量が減れば良いのか?)
・個人の毛質、毛量
などでも変わってきますが、経験上の印象では
・1回~5回:毛が細くなる、量が減ってくる⇒ゆるやかな効果
・6回~10回:明らかに量が減る、新しく生える毛が少なくなる⇒本格的な効果
・10回~:好みで必要に応じ
といったように感じました。
VIOも5回セットが用意されていることが多いので(全身とセット、VIO単体などプランは色々)
全身と同じくまずは5回やってみる⇒効果を見て気になるところがあれば追加、がおすすめです。
副作用・リスクについて
医療脱毛は美容医療の中では安全性が高いとされています。
ただ、副作用やリスクが0ではありません。
あらかじめ理解したうえで、それでも受けるかどうか決めるようにしましょう。
①肌トラブルが起きることがある
代表的なものが「やけど」と「毛嚢炎(もうのうえん)」です。
(1)やけど
医療脱毛ではお肌にレーザーを照射するため、
施術直後は軽いやけどを負ったような状態になることがあります。
(2)毛嚢炎
毛穴に細菌が入ることで炎症が起きることがあります。
ニキビに似た見た目です。
どちらも軽いものであれば自然に治ることが多く、
症状が強い場合も適切に治療を行えば治まります。
ただ、症状が悪化した結果、まれに跡が残る場合もあるようです。
②色黒・日焼け肌・アトピー肌の方は要注意
医療脱毛において特に注意が必要なのが色黒肌・日焼け肌・アトピー肌といった方です。
脱毛による刺激で肌トラブルが起こってしまう可能性があります。
(1)色黒・日焼け肌
医療脱毛は毛の黒い色(メラニン)に反応する仕組みです。
色黒肌や日焼け肌の場合、肌にも多くのメラニンが含まれるため、
毛だけでなく肌にまでレーザーが反応してしまい、やけどの恐れが高まります。
(2)アトピー肌
肌のバリア機能が低下しているため、施術の刺激によって肌トラブルが起きやすくなります。
また、炎症による色素沈着が起きている場合は、日焼け肌と同様レーザーがメラニンに反応し、
やけどをする可能性があるため、照射自体を断られることがあります。
ただし、上記に当てはまるからといって脱毛ができないわけではありません!
医師が行う医療脱毛だからこそ、
他の脱毛では断られる肌質の方でも施術を受けられる可能性もあります。
医師が状態を見て、施術の可否や施術方法を判断するので、
まずはカウンセリングに行って相談することをおススメします。
まとめ:知識をつけてから始めよう
医療脱毛はきれいになるためのもの。
だからこそ
「こんなはずじゃなかった」
「思ったのと違う」
ということは絶対に避けなければなりません!
そのために今回は基本的な知識をご紹介しました。
正しく理解して、医療脱毛を始めましょう🌸
「早速始めてみる!」という方は
【失敗しない始め方】をまとめた記事があるので、
参考にしてみてください!